度重なる修正に追われるサブコン
こんにちは!
現在僕の配属されている現場でのお話をさせていただきます。
この現場は事務所ビルの新築工事で、建築工事の方が現在進められています。しかし、工程は4ヶ月程度遅れている状況で、サブコンが今後しわ寄せを受けるのは確実です。
因みに今は杭工事です。これは杭底周りの捨てコンクリート打設の様子です。
ですので、まだサブコン部隊は現場の作業としては始まってはいません。ですが、図面に追われている状況です。
なぜ追われるような状況なのかと言うと…
・設計事務所からの修正がかなりあり、中々前に進まない
・建築物の納まりがきつ過ぎる
・そもそも図面の描ける人間が少ない
などなどが挙げられます…。
この現場も正にこれらが当てはまっていて、非常にしんどい状況です。
設計事務所の方はあまり納まりなどはよく分かっておららない方が多く、無理難題を押し付けてきます。それにとても期限が短いというのがさらにしんどい…。
今僕が追われているのは、空調設備や電気設備などの総合図(プロット図)と言われているものです。
因みに総合図とは施工図を描く為の基となる図面で、これが決まらず変更が度重なると中々施工図も完成する事は出来ません。
例えば空調設備や電気設備でいえば、エアコンや点検口、照明の位置などを示した図面です。
この位置が変わる事で、それに接続される配管やダクト、配線なども変わってきてしまうので施工図を中々確定できません。
しかし、設計事務所の方などの意匠設計者はこのような納まりはあまり気にせず見た目の事ばかり考えて意見を押し付けてきます。
さらに、こちらから納まりの調整をお願いしたとしても根拠の為の断面図などの資料を作成して欲しいとも要望され、また余計な仕事が増えていきます。
根拠図は客先に説明する為や、嘘でない事を確認する為にも必要だとは思いますが、少し位把握していて欲しいし融通を利かせて欲しいところです。まあ確かに難しいとは思いますが…。
度々変更を申し付けてくるのは良いですが、こちらもそんな度々描き変えるのは大変だし、お金をいただいても良いのではないかと思います。
設計事務所さんも客先から色々言われて大変なのでしょうね…。
頑張ります。
皆さんのコメントやご意見お待ちしております。
最後までご視聴ありがとうございました。