工程のしわ寄せを受けるサブコン
こんにちは!
今回は、建設現場での工程のお話しについてお話をしたいと思います。
建築現場では、工程という建築工事が始まりから終わりまでのスケジュールの様なものです。
土木工事→躯体工事→足場とび工事→屋根工事→設備工事→仕上げ…
などなど建築工事にはほんとに沢山の専門業者によって成り立っています。
そんな沢山の業者も同時に全部出来る訳で無く当然終わったものから順に次のものが始まるといった工程になっている訳です。
この工程を守る為に現場監督や作業員は必死に日々頑張っています。
しかし、工事は中々思い通りに行くものではありません。
コンクリート打設工事は雨の日は出来ませんし、台風や大雪なんか降ったりした日は工事もできません。さらに近隣住民の対する騒音問題で中々工事させて貰えないなんてケースもあります。
現在僕の配属されている現場も丁度この近隣に対する騒音問題で中々工事が進まず大変な問題になっています…。
様々な理由で工事の遅れというのは生じるものですが、お客さんに引渡す日というのは決まっている訳で工程が伸びる訳ではありません。
その為、次の工程次の工程と影響が出てくる訳です。
特に設備の試運転の際や内装仕上げ工事など最後の方の工程は理不尽な工程で無理を押し付けられる訳です。
現在丁度その状況に僕の現場は成っています。まだ、設備の工事は一切始まっていないのに、工程のしわ寄せを喰らうという非常に腹立たしい事になっています。
大体設備の所長は弱いのでこれに対して反論やら意見する事も出来ず、鵜呑みにしています。僕の今の所長もそうです…。当然その1番の被害者は若手になります…。
ゼネコンの設備担当者はきちんと日割りの工程表を作り、ゼネコンに設備の工程を縮めさせるな、とサブコンの所長に怒り散らしていました。
確かにこれは言う通りだと思うし、筋は通っていると思います。これを武器に工程を確保するというのは絶対に必要だと思います。
ですが、これは非常に難しい事だとも思います。まだまだ一年も先の工事の工程を日割りで書くのは至難の業だとも思います。
空調、衛生、電気のサブコンの所長はこれを武器にゼネコンに対して工程の調整を上手くする事が出来なかったのでもう既に負けモードです。
僕ら若手に対して、「これから休みは無いぞ」とまで言ってきやがります。
こんな状況が当たり前となっている事が非常に腹立たしいです。どうせ僕ら若手が休みなく苦しんでいても会社も誰も動かないし、助けてくれる事はありません。
僕は今後あまりにも酷い目に遭わされようもんなら、匿名で労基に相談しようとも考えています。
迷惑なのは分かりますが、そんな理不尽な目に遭わされてまで僕はしたくありません。
皆さんはこの工程の調整に関してどうされているのでしょうか。今迄の失敗談やよくされている調整法など教えて頂きたいです。
ご質問、ご意見等ございましたらコメントの方お待ちしております。
最後までご視聴ありがとうございました。
↑本日の夕飯はラーメンを食べました🍜