サブコンの試運転という仕事
こんにちは!
今回はサブコンでの仕事内容の一つの試運転についてお話をしたいと思います。
本当なら現場の最期の工程である試運転についての話を1番初めにするのはどうかと思いますが、僕が1番初めに経験した事なので申し訳ありません。
本当はちゃんと流れに沿ってお話出来たら良かったのですがなんせ僕もまだ入社3年目で全然経験がありませんのですみません…。
さて、試運転についてですが、結構種類があり僕が体験したのは
・風量測定
→きちんと風が出ているか
・配管の通水試験
→ちゃんと配管の中に水が通っているか
・FANの運転確認
→逆回転になってないか、変な音はしてないか
・消火ポンプの作動試験
→これは正直あまり分かってません…
・騒音試験
→機器からの音がうるさくないか、近隣への迷惑がかからないか
と、上記の様なものを体験しました。
これらの試験については、所長や先輩社員が試運転計画書と言う物を作っておられて、その決まりに従って測定をしていました。
これも、測定器具や測定方法、測定場所、合否判定基準や立地場所による許容範囲など事細かく決められていて驚きました。
それと同時に僕も将来こんな物を作れるのかと自信を無くしたのも覚えています。
風量測定では測定場所それぞれで中々同じ様な均一な風量が出る様に何度も何度も調整をしました。一つ風量を少なくすれば別の場所が多くなったりして無茶苦茶疲れました。本当にここまでする意味があるのか…と今でも思っています。
配管の通水試験では、配管の中を水がきちんと通るかというのを調べるもので、サブコンに入れば必ず配管工事はメイン的な仕事になってきますので経験する事はあると思います。(入社する前は僕は一切知りませんでした…。)
FANの運転確認は、視覚的な確認ですぐに終わるものでしたので特に苦労はしませんでした。
消火ポンプの作動試験では、消火を専門とされている方が来られて何やらやっていたのですが、あまりにも専門的な話過ぎて何言ってるのか全然理解できませんでした。(現在は消防設備士を受験するようにと課長がうるさいです…。)
騒音試験では、やはり機械や機器は無音で動く事はありませんのでそれが周りに影響を及ぼし過ぎていないという事を確認します。これは計画段階の時点でどれだけ音が出ますよという事は確認されていますが、実際にはどうなのかという確認です。
この騒音測定は2種類あり、日中の色々な音がある中での騒音測定、夜中などの静かな状態の中での騒音測定です。
ですので、夜中まで残業して騒音測定をしなければならないという事です。
僕が体験した中では1番風量測定が大変で1番嫌いです。
これはほんとに全然思った通りにいかず全然帰れない日々が続きました。体力的にもかなり疲れました。仕事がこれだけならまだましかもしれませんが、それ以外のものもしながら時間を見つけて測定調整をしなくてはならないので非常にきついです。
今回は僕が体験した試運転という仕事のお話をさせていただきました。本当に辞めたくなる時もありました。
ご意見、ご質問等ございましたらコメントの方お気軽にどうぞ。
ご視聴ありがとうございました。